転職するなら今!?会計事務所の人材採用事情

会計事務所
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採用ができない!

今日は会計事務所の人材の「採用」について書いてみます。
今は業種に限らず人の採用が難しいように思います。私は採用の面接官をやったりしていますが、われわれ会計事務所の業界も、とっても採用が難しいと感じます(*´Д`)
基本的に売り手市場で、仕事は探せばあり、世の中の景気もそんなに悪くないと言われている今の状況は、特に会計事務所の仕事は不人気のように思います(^-^; その理由は、良くも悪くも会計事務所業界は景気にあまり左右されないので、景気が良いときは他業種の方が給料や待遇が良く、そちらにいってしまう傾向にあります。逆に不景気だと、安定感のある業種に見えるのか、採用がしやすかったりします。
私の勤めている会計事務所も、ありがたいことにお客様が順調に増えており、毎年数人の増員をしたいのですが、なかなかままならない状況です…。

求める人材像

求める人材像ですが、これは会計事務所によって様々かなと思います。ひと昔前は、求職者は税理士志望の人が多かったと思いますが、今はそうでもない印象です。個人的には税理士志望でなくても全然良いと思っています。顧客担当者の採用であれば、その人が、「中小企業の社長とコミュニケーションが取れるか」が、ポイントになってくると思います。結局、現場では社長とどううまく付き合っていくかが重要になりますから。いくら勉強ができて早々に税理士資格が取れたとしても、人と話すことが苦手だったりすると、相当苦労します。ただ、そういう方でも社内での教育係や管理チェック業務は向いていたりするので、もちろん役割はあるのですが。また、他の会計事務所で数年勤務していた方なんかも、合わないケースが結構あります(^-^; 前の事務所での自分なりのやり方のようなものが変えられず、フィットせずに辞めてしまったりします。

とはいえ、今はまったく高望みできる状況ではないので、やる気とコミュニケーション能力が普通にあれば、すぐに採用したいぐらいですね(^-^;

求められる会計事務所像

税理士試験の受験者数も年々減っていますし、あまり人気のない業界というのはそうかもしれません(^-^; 過酷な税理士試験に受かったとしても、高給が保証される訳でもないですし、ヘタをすると賃金は平均並みなのに有資格者としての責任の方が大きく、割に合わないケースもある、といったイメージがあるのかもしれませんね(^-^; 会計事務所業界も生き残りをかけた時代に入ってきていると思うのですが、生き残るための手段の一つがこの「採用」にあり、「採用」するためにはその事務所にしっかり「強み(売り)」があることが必要かなと思います。また、「働き方改革」という単語もかなり浸透していますよね。これらを包括すると、キーワードは、AI、IT、クラウド、新卒採用、在宅勤務、フレックスタイム、アウトソーシング、分業、専門業種・分野に特化、といったことが上げられるでしょうか。

魅力ある事務所づくりをして、継続して採用できるような仕組みを作っていきたいものですね(^-^;

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