新型コロナウイルスに対する経済支援・・・会計事務所の業務に与える影響

会計事務所
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世界経済に大ダメージ・・・

新型コロナウイルスが、世界経済に大きな影響を与えています。私はスマホで日経電子版を購読しているのですが、経済の速報ニュースがポップアップされる設定になっています。ここのところほぼ毎日、朝は日経平均株価の暴落の速報が入り、夜も遅くになるとNYダウの暴落の速報が入り、を繰り返しています(*´Д`) 最初のうちは一喜一憂していましたが、慣れって怖いもので、最近はこのような速報を見ても、「またか・・・」といった感じで、感情も動かなくなってきました(^-^; 世界的に、経済がかなり停滞している印象ですね・・・。

国の支援策、続々

マクロな経済がこのようの大きく揺れ動いていますので、我々がお相手させて頂いている中小企業の方々も、大変なダメージを受けつつあります。
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今年に入ってから、総じてやはり売り上げは落ちてきている印象があります。中小企業は、お金に余裕がない場合が多いですから、3か月~半年も売上が下がり続けたら、資金繰りが相当に追い込まれてしまいます。そのような状況を見越し、国も経済支援を打って出ています。経済産業省が次の支援策を公表しました (2020年3月13日(金)20時) 。
・経済産業省HP:新型コロナウイルス感染症関連/経済産業省の支援策

これをまとめたものがパンフレットになっています。
・経済産業省: 新型コロナウイルス感染症で 影響を受ける事業者の皆様へ

これを見て、我々会計事務所が注目するのは、やはり資金繰り支援(貸付・保証)ですかね。前年同時期と比べて売上が一定割合減少している場合、融資を受けやすくするものです。まず保証協会付きの融資では、一般保証とは別に、セーフティーネット保証4号・5号という別枠と、危機関連保証という別枠を設けて、融資を受けやすくするようです。
これとは別に、日本政策金融公庫の融資では、セーフティーネット貸付の要件を緩和したり、無担保や実質的に無利子の融資を行うようです。

また、経済産業省のパンフレットにも記載がありますが、厚生労働省も支援策を公表しています。
・厚生労働省HP: 雇用調整助成金
経済上の理由で従業員を休業させた場合、その賃金の一部を助成(給付)するというものですね。

会計事務所の業務への影響

一昨日ですが、ある社長から、新型コロナウイルスの影響で売上が下がり、今後の見通しも立てづらいので、緊急融資を受けたいということで、私も申請書類の作成を手伝いました。保証協会付きも日本政策金融公庫も、それぞれ金利は低利になりますし、保証協会付きの融資では保証料の優遇もあったりします。緊急性の高い今、こういった情報を早めに入手する必要がありますよね。こういった要望あると、我々会計事務所の担当者は、資料作成などの対応をしなければなりません。「セーフティーネット」なんて聞くと、リーマンショック後のことを思い出しますね~(*´Д`) あのときも今と同じような経済支援が打ち出され、資料を作ったりしていました・・・。この手の業務はほぼ急ぎでの対応を求められますし、同時にたくさんの依頼来ると、ちょっと大変なのですが・・・(@_@) なるべくこのような依頼が来ないように、早く終息に向かってほしいものですね。

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