社会人が目指す、税理士試験2科目免除の大学院入試対策!憲法を読んでみた③

2科目免除大学院
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前回の続きです。大学院入試に向けて、憲法を読んでみました。

憲法には国民の三大義務と言われているものが明記されています。
それは「教育」「勤労」「納税」です。小学校の高学年で習いますかね?
改めて見てみると、まじめな日本人の国民性が良く表れている気がします。

そこでこの「納税」です。国民の三大義務の一つだそうです。
「教育」「勤労」と同じように、国家の発展のためには欠かすことのできないものだということだと思います。

ただ、我々が「教育」を受けていく中で、税金のことってあまり学んでこないと思いませんか?
私は大学を卒業して半ば自然と「勤労」はじめます。当初は全く別の仕事をしていたのですが、給与から所得税や住民税が引かれているのを見ても、その仕組みは良くわかっていませんでした。この業界に転職したころから関心を持ったくらいです。

日本の就業者のうち、87%ほどがサラリーマンだそうです。
サラリーマンの税金は、ほぼ自動計算で対策などの余地がないので、昔からあまり興味を持たれてこなかったのだと思います。仮に一人一人自分で計算をすることになったら、する方も大変だし、受ける行政側の事務も膨大になって大変ですよね。

会計事務所の業務は、相続や贈与の案件を除いては、サラリーマンでない自営業の方や、法人を対象とすることがほとんどです。経験のある経営者の方は別ですが、我々が関与させて頂いているお客様には、サラリーマンほどとは言いませんが、税金の知識がない方が多くいらっしゃるというのが実感としてあります。

なので、会計事務所の仕事が成り立っている部分がある、ということになるのですが、
もし義務教育のときから強度を上げて税金について教育するとか、もしくは税金の制度をもう少し簡単にするとかになったら、会計事務所の仕事は減っていってしまいそうですよね(^-^;

視点は変わりますが、ITやAIの進歩で、消える職業の上位にランクインするのが税理士です。
実際、私の勤める会計事務所でもクラウド会計の導入を進めています。
この辺りの話は、また別の機会にまとめたいと思っています。

憲法の話からだいぶ逸れてしまいました…。
どの仕事でもそうだと思いますが、危機感を持って取り組んで、時代を乗り切っていかないといけなと、憲法を読んでそう思いました(^^;)

もう1冊、憲法の参考文献です。
芦部信喜『憲法学Ⅰ 憲法総論』(1992年、有斐閣)

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